【ソウル19日聯合ニュース】韓国の情報通信技術(ICT)商品の貿易黒字が、2007年に経済協力開発機構(OECD)加盟国1位を記録したことがわかった。
 OECDが19日に明らかにしたところによると、韓国のICT商品貿易収支は2007年ベースで432億8100万ドル(約4兆1818億円)の黒字を計上した。ICT商品貿易収支は通信機器、パソコン・関連製品、電子製品、オーディオ・ビデオ機器などの輸出入を含めた概念で、韓国は2007年に973億7100万ドルを輸出し、540億9000万ドルを輸入した。サムスン電子やLG電子が家電や携帯電話などで世界市場を席巻した上、中小企業もパソコン関連製品やMP3、携帯用機器などでグローバル競争力を確保した結果と評価される。
 韓国のICT商品貿易黒字は1996年が108億3400万ドル、1998年が145億9300万ドル、2000年が224億3900万ドル、2002年が227億3800万ドル、2004年が432億6600万ドル、2006年が375億4900万ドルと、年平均10%以上の成長を続けている。
 OECD加盟国では、韓国に続き日本が364億200万ドルの黒字で2位、メキシコが114億1500万ドルで3位に入った。ICT商品貿易が黒字だったのは加盟国中8カ国で、米国(マイナス1087億3700万ドル)や英国(マイナス311億6300万ドル)など残り22カ国は赤字を計上した。
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