歴史文化公園のイメージ図=18日、ソウル(聯合ニュース)
歴史文化公園のイメージ図=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】旧・東大門運動場跡地に入る東大門デザインプラザ&パーク(DDP)に歴史文化公園が設立される。
 ソウル市は18日、旧・東大門運動場跡地からソウル城郭と遺構(昔の建造物の構造などを知るための手がかりとなる残存物)の遺跡が発見されたことを受け、当初は緑地と便宜施設中心に計画していた公園を、歴史文化公園として造成することにしたと明らかにした。
 10月にオープン予定の歴史文化公園は、1万9597平方メートルの面積にソウル城郭や野外遺構展示場、遺跡展示館の3つで造成される。市はあわせて、憩いの場を備えたイベントホールと東大門運動場の歴史をまとめた運動場記念館などの施設物も設立し、歴史文化公園をソウル都心の代表的な多目的文化空間につくり上げる方針だ。
 同市のパク・ソングン文化施設事業団長は、ソウル城郭と遺構遺跡を最大限保存するため歴史文化公園を設立することにしたと説明。公園が歴史文化都市ソウルのアイデンティティーを象徴する空間になるだろうと話している。
 旧・東大門運動場の敷地に入る東大門デザインパークは、地下3階・地上4階建てのデザインプラザと公園で構成される。デザインプラザは2011年12月までに完工予定。
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