【ソウル18日聯合ニュース】外交通商部の文太暎(ムン・テヨン)報道官は18日の会見で、最近取り上げられている「北朝鮮を除く5カ国会合」問題について、中国、ロシアとも協議を進めていることを明らかにした。また、一部のメディアが報じたような、5カ国会合後に米国が代表となり北朝鮮と交渉をするという話はないものと承知しているとした。
 文報道官は「5カ国会合は新たな交渉の枠組みではなく、北朝鮮の非核化を成し遂げるための6カ国協議プロセスの延長線上にあり、現在、北朝鮮を除く5カ国は6カ国協議が有用な交渉枠組みだという共同認識を持っている」と強調した。北朝鮮に圧力をかけるというよりは、対話に乗り出さない北朝鮮を交渉テーブルにつかせるよう説得する目的もあると説明した。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0