【ワシントン9日聯合ニュース】米国務省のケリー報道官は9日、北朝鮮の後継構図について「われわれの重大な関心事で、北朝鮮内の状況進展を注視している」と述べた。定例会見の際、後継構図が北朝鮮核問題と北朝鮮で抑留中の米国籍女性記者問題に及ぼす影響について質問され、このように答えた。しかし、北朝鮮内部の政治問題に対して何らかの性格付けはしないと述べ、6カ国協議などを通じ国際社会に組みこまれ協力することが進展だということを北朝鮮自ら認識するよう願うだけだとした。
 米国人記者2人の抑留問題については、北朝鮮で米国の領事業務を代行する駐北朝鮮スウェーデン大使が裁判後に北朝鮮当局と接触するなど、釈放に向けたあらゆるチャンネルを模索していると説明するにとどめた。
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