【ソウル9日聯合ニュース】国内主要企業の研究開発(R&D)投資が、景気低迷のなかでも拡大したことが分かった。
 全国経済人連合会が9日に公表した報告書によると、R&D投資上位10大企業のことし第1四半期の投資金額は3兆676億ウォン(約2373億4000万円)で、前年同期(2兆7908億ウォン)より9.9%増加した。
 ただ報告書は、2008年に欧州連合(EU)が発表した世界R&D投資上位100大企業に含まれた韓国企業は、サムスン電子(12位)、現代自動車(55位)、LG電子(62位)の3社だけで、米国(39社)や欧州(38社)に及ばなかったと指摘。韓国企業のR&D投資促進に向け、税率控除幅を当該年度R&D投資総額を5~10%、または直前4年平均対比増加分の50%(現行は各3~6%、40%)に上方調整すべきだと提案した。日本、フランス、英国、中国などはR&D投資の総額対比税額控除率が8~12%水準で、韓国よりも高い。
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