両首相は共同発表文を通じ、2001年に構築された両国間の「21世紀包括的パートナー関係」を一段階引き上げ発展させる必要があるとの認識で一致し、両国の繁栄と域内の平和・安定を目指し「戦略的協力パートナー関係」への格上げを早期に推進することにしたと明らかにした。
これとともに、両国は東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、国連など、地域と国際舞台での相互協力も持続的に強化していくとした。
特に経済分野において、貿易や投資、開発援助、労働、観光などの分野で協力を強化し、韓国企業のベトナム産業、エネルギー、インフラ、交通、建設、都市計画分野に対する投資拡大を期待した。あわせて韓国側はベトナムに対し、開発経験を積極的に伝え開発援助を持続的に拡大していく。
両国はズン首相の訪韓を機に、無償援助基本協定改正、受刑者移送条約、政府データセンター構築了解覚書(MOU)、雇用・労働協力約定、食品安全協力約定を締結した。
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