【ワシントン9日聯合ニュース】米通商代表部(USTR)のマランティス副代表が、USTRは韓米自由貿易協定(FTA)を再交渉なく処理することを選好しているとの立場を米議会に示していたことが8日に確認された。 マランティス副代表は先ごろ上院財政委員会に提出した資料を通じ、「カークUSTR代表は再交渉なく懸念事項を解決するため協力していくことを望んでいる」と述べた。自動車や牛肉など韓米FTAに関する懸念事項の解決に向け、協定文に手をつけることなく適切な案を模索したいとの意向を示した形だ。 オバマ政権はこれまで、ブッシュ前政権が締結した韓米FTAをはじめ議会の批准を待っているパナマ、コロンビアとのFTAについて、「再検討」が必要との立場を明らかにしたものの、協定文に手を加える再交渉の必要性を言及したことはない。
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