【ワシントン29日聯合ニュース】米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)は29日、北朝鮮が2度目の核実験実施の可能性を示唆する脅威的な発表を行ったことを無責任な行動だと非難するとともに、北朝鮮に国際的な義務を順守させるよう努力する考えを示した。
 ハマーNSC報道官はこの日、オバマ大統領の就任100日にあたり米国の対外政策を説明する記者会見をワシントンで開いた。この席でハマー報道官は、「北朝鮮は、自分たちの声明が無責任で挑発的だということを理解するのが重要だ。国際社会は非核化した北朝鮮を目にすることをそろって願っている」と強調した。この問題はオバマ政権が焦点を当てているもので、北朝鮮に国際社会の義務を必ず順守させるよう努力していると述べた。
 また、オバマ大統領が言及した「核兵器のない世界」と米国の同盟国に対する核の傘提供方針との相関関係については、「一晩で核のない世界をつくろうと努めるのではない。こうした努力と同時に、われわれは日本、韓国、そのほかの国の安全を保障する」と説明した。
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