【ソウル29日聯合ニュース】国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)総会が来年、仁川で開催される。外交通商部は29日、タイ・バンコクで27~29日に開かれた第65回総会閣僚級会合で、来年の第66回総会を仁川で開催することが決まったと明らかにした。韓国でESCAP総会が開かれるのは1991年以来、ほぼ20年ぶり。
 来年の総会テーマは国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成のための財源調達およびグリーン成長で、韓国政府は国政ビジョンの低炭素・グリーン成長をアジア太平洋地域に広め、国際開発援助に対する韓国の意志を表明する計画だ。外交通商部関係者は「アジア太平洋地域で最も包括的な国際機関のESCAPは、グローバル争点に対する韓国の寄与を高めるチャンスになる」と話した。
 一方、第65回総会では、金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長が韓国首席代表として出席し、主要議題の域内食糧安保問題と経済危機対応策に対する韓国の寄与案を説明した。
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