【ソウル24日聯合ニュース】2010年に開かれる「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第32回総会の開催地に釜山が選ばれた。
 気象庁は24日、トルコで23日に開かれたIPCCの第30回総会で、釜山が満場一致で第32回総会の開催地に選定されたことを受け、釜山市や環境部、外交通商部など関係官庁と推進企画団を構成し、本格的な準備に入ると明らかにした。今後の具体的な推進日程はIPCC事務局との協議を経て、10月にインドネシアで開かれる第31回IPCC総会で公式発表される見通しだ。
 第32回総会では、2013年発刊予定の第5次気候変化評価報告書作成のための具体的な日程を確定する予定だ。評価報告書は気候変動の影響などに対する最新分析情報や政策などを盛り込み、今後の気候変動交渉の重要資料になる。
 気象庁は、第32回総会には190カ国・地域から1000人以上の政府関係者や専門家、メディア関係者らが参加するものと見込んでいる。
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