【大田24日聯合ニュース】韓国電子通信研究院(ETRI)は24日、ドイツのダルムスタット工科大学と23日に、IPTV(インターネット・プロトコル・テレビ)2.0のテストベッド構築と「ETRI欧州R&Dセンター」設立に向けた協力協定書(MOU)を締結したと明らかにした。
 双方は、グリーン成長のためのグリーンICT(情報通信技術)、次世代IPTV、デジタルコンテンツソフトウェア技術、ユビキタスコンピューティング分野で相互協力することを決めた。また、ETRI欧州R&Dセンターはダルムスタット工科大に設立され、ETRIが保有する先端技術を欧州に移転したり事業化する役割を遂行する。
 ダルムスタット工科大が位置するヘッセン州は、多くの大学や研究所、著名研究機関、同国を代表する通信事業者のドイツテレコム、大規模ソフトウェア企業のソフトウェアAGなどがあり、ETRIは「欧州活動のとりで」になると見込んでいる。
 ETRIの崔文基(チェ・ムンギ)院長は「欧州R&Dセンターを中心に、ETRIの優秀な技術を欧州に紹介し、欧州市場に進出する前進基地とする」と話した。また、ドイツの強みであるグリーンICT分野の中核基幹技術を確保する契機になるものと期待を示している。
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