【ソウル20日聯合ニュース】修学旅行先を韓国と決め、35年にわたり生徒を訪韓させてきた日本・智辯学園の藤田照清理事長のため、韓国観光公社が歓迎の席を設ける。観光公社は20日、ソウル市内のホテルで23日に藤田理事長らの歓迎の宴を開き、感謝牌を贈ると明らかにした。
 智辯学園は1975年に修学旅行生344人を初めて韓国に送って以来、これまでに1万7000人余りを訪韓させた。35年目のことしも智辯学園高校と智辯学園和歌山中学校・高校、智辯学園奈良カレッジ中学部などから630人余りが7日間の日程で訪韓し、釜山、慶州、公州、扶余、儒城、天安、水原、ソウルをめぐる。
 韓日交流に人一倍の信念を持つ藤田理事長はこの35年間、イラク戦争や北朝鮮の核威嚇、SARS(重症急性呼吸器症候群)など困難な環境の中でも父兄を説得し、毎年生徒を連れて韓国を訪れた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0