【ソウル20日聯合ニュース】政府は21日に予定されている南北接触で、北朝鮮が提起すれば韓国政府の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)全面参加方針を詳細に説明するようだ。政府当局者が20日、21日の接触は基本的に開城工業団地事業に関する事案を協議する場だとしながらこのように伝えた。
 政府は、PSIには国際社会の大量破壊兵器拡散を防ぐ努力に賛同するという趣旨で全面参加する方針で、これは南北関係とは別だとの立場を取っている。また、PSIに全面参加しようとも国際法と国内法により措置が取られ、現在と変わることはないとの点も北朝鮮に強調するようだ。
 ただ当局者は「北朝鮮がこの問題を提起しない限り、韓国が先に口火を切る考えはない」と話している。
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