記念式のようす=19日、ソウル(聯合ニュース)
記念式のようす=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、4・19革命(四月革命)49周年にあたっての記念あいさつで、「建国以降の韓国現代史に高くそびえ立つ山、誇らしい勝利の歴史」と評価した。この民主理念は憲法前文に盛り込まれ今も息づいているとした後、「国民は4月のときの声を先進化の動力へと昇華させており、4月の情熱を経済危機克服に向けた大和合へと継承している」と述べた。 ソウルの国立4・19民主墓地で開かれた「4・19革命第49周年記念式」で、金楊(キム・ヤン)国家報勲処長が代読した。4・19革命は、1960年に起きた学生・市民による反不正・反政府抗争。 李大統領は、社会の全部門の倫理基準を高め、住みよい国にとどまらずきれいな社会、正しい国を作っていかなければならないと強調し、先進化は絶対に不正不敗とともには進めないと述べた。経済的な豊かさと精神的な成長をあわせもち、人類から尊敬され愛される成熟した世界国家になるべきで、そのために今は苦しくとも変化と改革を続け、未来のつまづきとなるものとは思いきって決別すべきだと力説した。 現在、基本と原則を守ろうとする努力や、道理に外れるものや不敗を清算する作業も進んでいるとした。先進化の価値が韓国社会に定着し倫理的な基準と文化水準を高め、それが実践を通じ根を下ろすよう、ともに力と知恵を集めようと呼びかけた。
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