米軍基地移転時期など、23日韓米交渉で最終調整

【ソウル17日聯合ニュース】韓国と米国は23日に高官級交渉を行い、在韓米軍基地移転の時期と費用問題について話し合う計画だ。国防部が17日に明らかにした。
　交渉には、韓国側から張秀万（チャン・スマン）国防次官、米国側からはシャープ在韓米軍司令官が参加する。国防部関係者は「在韓米軍基地移転事業と関連し、移転時期と費用分担問題はまだ結論が出ていなかった。今回の交渉で案が導出されることを期待している」と述べた。
　在韓米軍基地移転について、韓国側は2015年以前に完了しようとの立場だが、米国側は2016年以降を固守していると伝えられる。基地移転費用は、韓国が5兆ウォン（約3726億円）余り、米国は6兆8000億ウォンをそれぞれ分担することで調整しているとされる。
　国防部関係者は、今回の交渉で移転時期と費用が最終妥結しなければ韓米安保政策構想（SPI）会議で改めて論議すると話した。