公開された広報館=16日、南楊州(聯合ニュース)
公開された広報館=16日、南楊州(聯合ニュース)
【南楊州16日聯合ニュース】東洋建設産業は16日、京畿道南楊州市好坪洞に建設中のアパート、好坪パラゴンテラスハウスの広報館で「共同住宅燃料電池導入式」を開き、広報館内部を公開した。
 燃料電池システムは、空気中の酸素と都市ガスを燃料とし、電気化学反応を通じ電気と暖房、温水を同時に作り出すエコ設備。これまでソウル市庁、京畿道知事官邸など一部の公共施設や研究所で試験的に導入されたことはあるが、共同住宅に設置されるのは今回が初めてだ。
 燃料電池システムが設置されるのは、好坪パラゴン全1275世帯のうちテラスハウスと呼ばれる40世帯。1世帯当たり7000万~1億ウォン(約520万~741万円)相当の設備が稼動することになる。設置費用は分譲価格に含まれず、京畿道と東洋建設産業が共同で負担する。
 同社は、1世帯当たり月700キロワットアワーの電気を使用する場合、年間200万ウォン程度の光熱費が節減され、温室効果ガス減少効果も大きいと期待している。


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