【ソウル16日聯合ニュース】放送通信委員会が16日に明らかにしたところによると、昨年の有線・無線基幹通信、別定通信、付加通信、放送の4サービス産業の売上高は総額58兆1600億ウォン(約4兆3251億円)で、前年から3兆ウォン(5.2%)増加した。
 サービス別ではネットワーク、付加通信、インターネット接続・管理、コンテンツ提供など付加通信サービス部門が10兆417億ウォンと初めて10兆ウォン超え、主力産業に浮上した。産業全体の売上高が4兆5000億ウォンにすぎなかった5年前に比べ、飛躍的な成長をみせた。
 無線通信部門も、移動通信業界の売上増で総額21兆3421億ウォンを売り上げた。有線通信分野は14兆ウォンから14兆2000億ウォン、別定通信サービス産業は2兆2616億ウォンから2兆3463億ウォンと、小幅ながらも成長を続けた。
 一方、放送サービス部門は地上波放送、有線放送、衛星放送、プログラム制作・供給など全分野で横ばいまたは減少をみせ、売上高は9兆8552億ウォンから9兆8292億ウォンに減った。
 放送通信委員会関係者は、ことしは世界的な金融危機と消費低迷のあおりで放送通信の全分野で売上増を期待し難いと話している。
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