【ソウル15日聯合ニュース】MBCの情報番組「PD手帳」が昨年に米国産牛肉の牛海綿状脳症(BSE)リスクを番組で取り上げた問題で、ソウル中央地検は15日、番組のプロデューサーのキム・ボスル氏を逮捕した。検察関係者によると、名誉棄損の疑いで逮捕令状を取り、取り調べを始めたという。
 検察は、同番組の制作陣が検察の出頭要求に応じてこなかったことから、制作陣6人に対する逮捕令状を取り、先月26日にはイ・チュングンプロデューサーを逮捕し取り調べの後で釈放している。
 番組に対する捜査は、昨年6月、農林水産食品部が制作陣を名誉棄損の疑いで捜査を依頼して始まった。また、鄭雲天(チョン・ウンチョン)前農林水産食品部長官と閔東石(ミン・ドンソク)前農林水産食品部次官補も、番組制作陣6人を名誉棄損容疑で正式に告訴している。
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