「オーナー・ソサエティ」に加入し、社会福祉共同募金会の会長と記念撮影するホン・ミョンボ氏(右)=14日、ソウル(聯合ニュース)
「オーナー・ソサエティ」に加入し、社会福祉共同募金会の会長と記念撮影するホン・ミョンボ氏(右)=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】サッカーU-20(20歳以下)韓国代表の監督ホン・ミョンボ氏が、社会福祉共同募金会の高額寄付者の集まり「オーナー・ソサエティ」の正会員になった。
 ホン監督は14日、昨年のチャリティーサッカー収益金1億5000万ウォン(約1100万円)を社会福祉共同募金会に伝達し、オーナー・ソサエティ加入書にサインした。スポーツ選手出身者が正式に同会の公開会員になったのは、ホン監督が初めて。ホン監督は「たくさんの人に歓迎していただき、光栄でうれしく思います。今後はより責任感を感じ一生懸命に、社会的模範になれるよう努めたい」とコメントした。
 ホン監督は2005年に2億ウォン、2006年に2億ウォン、2007年に2億ウォン、昨年には5000万ウォンを寄付している。この日の1億5000万ウォンを含め、スポーツ界のスターとしては最高額の総額8億ウォンを寄付したことになる。
 オーナー・ソサエティは、社会問題に関心を持ち1億ウォン以上の寄付経歴があるなど「ノーブレス・オブリージュ(高貴な義務)」を実践する、社会指導層の高額寄付者の集まり。共同募金会が高額の個人寄付を活性化するため設立した。
 ホン監督は昨年11月に共同募金会創立10周年を迎え発表された10年間の個人最高寄付者ランキングでも2位に入るなど、熱心な寄付活動を行ってきた。
 また、2002年韓日ワールドカップのベスト4入りに対する報奨金や各種後援金、広告出演料などで社会福祉法人「ホン・ミョンボ奨学財団」を設立。毎年、厳しい環境のなかでサッカーをしている全国の小中高校生に奨学金とサッカー用品を支援しているほか、2003年からは年末にスタープレーヤーを集めたチャリティ試合を行い、収益金全額を共同募金と白血病・小児がん協会、社会福祉財団などに寄付している。
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