【ソウル15日聯合ニュース】SKテレコムが初めて中東地域にモバイル端末で高速無線通信が行えるワイブロ(モバイルWiMAX)を輸出する。
 放送通信委員会と業界が15日に明らかにしたところによると、SKテレコムと系列の装備メーカー・SKテレシスは、ヨルダンの首都アンマン地域への700万ドル規模ワイブロ装備輸出とサービス運営技術コンサルティング契約を現地通信業者と結び、来月から商用サービスを開始する。
 SKテレコムがワイブロ輸出を行うのは今回が初めて、中東地域への進出も通信業界で初めてのケースだ。海外事業に格別な脱出口を見出せなかったSKテレコムが、ワイブロを基盤に新たなグローバル市場戦略を模索する可能性が高まった。業界は、KTとともに国内ワイブロ事業権を所有しながらこれまで投資に消極的だったSKテレコムがワイブロでの海外進出を試みたことを「相当に意味があること」と見ている。
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