【木浦14日聯合ニュース】全羅南道木浦市は14日、国家史跡第289号に指定されている旧日本領事館建物を補修・整備し、「木浦近代歴史館」(仮称)として来年1月に開館する予定だと明らかにした。
 この建物は1900年完工で、全体面積6575平方メートルの2階建て。来月にも補修工事が終われば、7月からは展示館を設ける作業を進める。1階には当時の日本領事館の事務室風景を復元し、2階には近代生活風習写真をはじめ、近代風俗・歴史資料を展示する計画だ。
 建物は内部にペチカが設置されているなど西洋式の意匠を取り込んだ独特な様式で、建築史的な意味が大きいとして1981年に国家史跡に指定された。
 市関係者は、歴史館を開館すれば、近くにある旧東洋拓殖株式会社木浦支店の建物ともあわせ近代歴史タウンを作り上げる考えを明らかにした。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0