【平沢14日聯合ニュース】双竜自動車の労働組合は14日、会社側が提案した構造調整案に反対するための争議行為について賛否投票を実施した結果、組合員全体の84%の賛成で可決されたことを明らかにした。賛否投票は同日まで2日間実施され、組合員5151人中5025人が参加した。4328人が賛成、反対は677票で、投票人数比の賛成率は86.1%だった。
 労組はこうした投票結果を踏まえ全面ストライキなど今後の対応案を話し合った後、15日に双竜自の平沢本社で、投票結果と今後の対策を発表する記者会見を開く予定だ。この席では、全国民主労働組合総連盟(民主労総)や全国金属労働組合などを中心とした「双竜自動車の整理解雇阻止京畿地域共同闘争本部」の発足式も行う。
 労組関係者は「会社社側の構造調整案は、苦痛分担という名目で正規雇用労働者を解雇し非正規雇用を増やそうとする陰謀だ」と指摘。圧倒的な賛成で争議行為が可決されただけに、全面ストなど講じられるすべての方法を動員し構造調整を阻止すると話した。
 これに先立つ8日、双竜自は全人員7179人の約36%にあたる2626人を整理解雇する内容の経営正常化案を発表している。
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