高利貸金による被害軽減、李大統領が対策指示

【ソウル14日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は14日の閣議で、高利の法務部と金融委員会が共同で貸金業者による被害軽減策を積極的に模索するよう指示した。青瓦台（大統領府）の李東官（イ・ドングァン）報道官が伝えた。
　李大統領は、経済危機に乗じ高利貸金業者が横行していることに触れ「ただでさえ経済が困難なときに社会不安を加重させることがあってはならない」と指摘した。
　また李大統領は、エネルギー効率化問題にも言及し「まだ韓国経済が好転したと断定できないが、少しずつ肯定的な見通しが出ており、こういうときこそ国レベルのエネルギー効率化策を講じるべき」との考えを示した。この問題は少しも先送りできないもので、グリーン成長の基本軸だと強調し、1970年代から準備作業を進め世界で最もエネルギー効率の高い国となった日本を見習う必要があると述べた。