会議のようす=13日、釜山(聯合ニュース)
会議のようす=13日、釜山(聯合ニュース)
【釜山13日聯合ニュース】北東アジアの共同繁栄を目指す、韓国と日本、中国の各界指導者30人からなる「韓日中賢人会議」が13日、釜山市内のホテルで会議を開いた。世界金融危機の解決策や環境・エネルギー・文化に対し、各国専門家の基調演説と討論が行われた。
 金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長は祝辞で、「3カ国が緊密に協力すれば、経済分野はもちろん多方面で大きなシナジー効果を得ることができる。相互協力の土台が築かれれば、世界的な金融危機の波がいかに高くても苦しまず克服することができる」と述べた。
 韓国貿易協会の司空壱(サゴン・イル)会長は基調演説で、「目下の金融経済危機の解決は、主要新興経済国の参加と緊密な協力なくしては不可能」と述べ、特に韓日中が経済・金融・貿易分野で協力体制を構築するなど政策的な共助が必要だと強調した。日中の出席者からは、気候変動や環境問題での3カ国協力の必要性が指摘された。
 韓日中賢人会議は中央日報と中国・新華社、日本経済新聞社が主催、2006年3月に発足し今年で4回目を迎えた。
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