1万5000トン級のカーフェリーを改造したハニー号船は、全長136.6メートル、幅1メートルで、プールやレストラン、公演場、ショッピングモール、サウナ、託児所などの便宜施設を備える。釜山を母港に、南海岸と日本の有名観光地などに運航してきた。3泊4日または4泊5日の間、乗客は寄港地で下船し陸地観光を行い、船に戻り宿泊する形で、船内でさまざまな公演や文化講座を行い、国内旅行文化に新たな場が設けられたと評価された。
しかし、昨年過去最高額まで跳ね上がった国際原油価格やウォン安で運航原価が急騰し赤字がかさみ、最近では世界的経済危機により乗客数も落ち込むなどしたため、運航中断に至った。運営社側は「国内初のクルーズ船を維持するため努力したが、これ以上耐えられなくなり、当面運航を中断することを決定した」と話している。
社側は、今後、景気が好転するなど改めて環境が整えば沿岸クルーズを再開する方針だ。
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