見送りの人に手を振る李大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
見送りの人に手を振る李大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル10日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が10日午前、タイ・パタヤで開催の第12回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議に出席するため、京畿・城南のソウル空港を出発した。今月初めに英ロンドンで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に次ぐ、今年2回目の多国間外交の舞台となる。世界的な経済危機の克服を目指し、アジア各国首脳と協調策を集中協議する予定だ。

ピシット首相と首脳会談を行う。2日目の11日は、韓国・ASEAN首脳会議とASEANプラス3首脳会議に出席し、経済危機克服に向けた韓国政府の努力を紹介した後、保護貿易主義排撃の意志を示し、国際協調強化の必要性を訴える計画だ。
 また、麻生太郎首相と今年3回目の韓日首脳会談を行い、北朝鮮の長距離ロケット発射について意見交換し、朝鮮半島の非核化に向けた6カ国協議の協調策を話し合う。豪州のラッド首相、ミャンマーのテイン・セイン首相ともそれぞれ会談する。
 最終日の12日は、午前に中国の温家宝首相、麻生首相との韓日中首脳会談を開き、北東アジア3国間の協力増進策などについて意見を交わす。このほか、マレーシアのナジブ首相との会談、第4回東アジアサミット出席と日程を消化し、同日午後に帰国の途に就く。


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