【ソウル8日聯合ニュース】企画財政部のイントラネットが2月中旬ごろハッキングされていたことが分かった。
 同部と政府筋が8日に明らかにしたところによると、ハッカーらは企画財政部職員に知人などを装い電子メールを送り、これを利用しイントラネットに不正に侵入したとみられる。この過程で一連の情報が流出された可能性があるとみて、現在、内部調査が進められている。ある政府高官関係者によると、先ごろインターネットとイントラネットを分離する作業を終えており、ハッキングが不可能なように措置してあるという。
 企画財政部のイントラネットには、国の経済政策と情報に関する機密が多く含まれており、外国政府に情報が渡った場合は、対外交渉に少なくない悪影響が生じる恐れがある。
 一部専門家らは、今回の事件は中国など外国人によるハッキングの可能性が大きいとみているが、これについて企画財政部は「現在調査中のため、明らかにできない」とコメントした。同部は職員を対象に電子保安教育を強化している。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0