沈黙のなかの盧武鉉前大統領私邸=8日、金海(聯合ニュース)
沈黙のなかの盧武鉉前大統領私邸=8日、金海(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】大検察庁(最高検察庁に相当)は、朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光実業会長から3億ウォン(約2210万円)余りの違法な資金を受け取った容疑で7日に逮捕した鄭相文(チョン・サンムン)元青瓦台(大統領府)総務秘書官の拘束令状を請求する方針だ。
 この事件と関連し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は7日、権良淑(クォン・ヤンスク)夫人が大統領時代に総務秘書官を務めていた鄭氏を通じ、朴会長から金を受け取ったことを認めている。鄭元秘書官の令状嫌疑に含まれる約3億ウォンは、これとは別のものだ。権夫人が朴会長から受け取った金は10億ウォンと伝えられた。
 検察はひとまず、鄭元秘書官が個人的に約3億ウォンを受け取った部分に限り賄賂(わいろ)またはあっせん収財の疑いを適用し、拘束令状を請求した後、権夫人に金を渡した過程などを調べる計画だ。
 鄭元秘書官は2007年12月、盧前大統領の姪(めい)婿の依頼で朴会長に電話し面会を求めている。また同年8月には、朴会長、姜錦遠(カン・グムウォン)チャンシン繊維会長と3人で会い、盧前大統領の退任後の活動準備を話し合ったとの疑惑を受けている。
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