懇談会を開いた李大統領(右端)=8日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会を開いた李大統領(右端)=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が連日、青瓦台(大統領府)に各界関係者を招き、北朝鮮の長距離ロケット発射と英ロンドンで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)について説明している。
 8日は外交安保諮問団・統一顧問団との共同懇談会を開き、北朝鮮のロケット発射や東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議など外交安保懸案について意見を交わした。この席で李大統領は「急な連絡となったが、G20首脳会合と韓米首脳会談を終え、また北朝鮮のロケット発射もあったため、高見をうかがいたい」と開催の理由を説明した。

ANプラス3首脳会議の日程を紹介した後、6月初めに韓国が済州島で主催するASEAN10カ国との首脳会議についても説明した。この会議の開催趣旨に関連し、日中に挟まれる韓国の立場やASEAN諸国の経済性などに言及している。
 これに先立ち、李大統領は6日朝には与野党3党代表、昼には与党ハンナラ党最高委員・主要常任委員長との会合の場を設け、G20首脳会合とロケット問題を説明した。7日には主要経済団体トップを対象に説明会を開いている。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0