李明博大統領(右)と李長春常務委員=6日、ソウル(聯合ニュース)
李明博大統領(右)と李長春常務委員=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル6日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は6日、北朝鮮の長距離ロケット発射問題の解決には中国の役割が大きいとの考えを示した。
 訪韓中の李長春・中国共産党中央政治局常務委員と青瓦台(大統領府)で会談した席で述べたもの。李常務委員もこれに共感を示したと、同席した金恩慧(キム・ウンヘ)副報道官が伝えた。李常務委員は特に、この問題を解決する過程で韓国とより緊密に協力していくと約束した。

 李大統領と李常務委員はまた、韓中両国は昨年「戦略的協力パートナー関係」を構築するなど、大きな成果を得たと評価するとともに、ことしは高官級人的交流の拡大を通じ両国関係の内実を固めていくとの考えを同じくした。また、国際経済危機の克服に向けた主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)を肯定的に評価し、今後、両国はマクロ経済政策共助、保護主義阻止に積極的に協力するとした。

 このほか、両国民間の相互理解と友好増進に向け、メディアおよび学界間交流と協力を拡大することにした。両国議会と政党レベルでの交流も活性化することに共感した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0