【ソウル2日聯合ニュース】韓米軍当局は、北朝鮮のロケット発射直後に対北朝鮮情報監視態勢「ウォッチコン(ウォッチ・コンディション)」引き上げ有無を検討することで意見をまとめたようだ。
 軍関係者は2日、弾道ミサイルなのか人工衛星なのかが明らかでない北朝鮮のロケットが発射された場合、韓米連合司令部とウォッチコンの引き上げなど軍事的な備えを協議すると明らかにした。北朝鮮がロケット発射後にさらなる挑発を敢行する可能性が高いため、対北朝鮮情報監視態勢を強化する必要があるとしながら、韓米軍当局がこの問題を緊密に調整していると伝えた。

 ウォッチコンは5段階で発令され、平時は3段階。1段階引き上げ2段階が発令されれば、韓米は北朝鮮の監視・分析活動を強化するなど非常態勢に突入することになる。

 国防部関係者は、ロケット関連の初期対応チームは4日から非常待機状態で勤務することになると伝えた。

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