【ソウル2日聯合ニュース】中国・上海にある北朝鮮貿易代表部の代表夫人が、子どもを連れて脱北し韓国入りしていたことが分かった。
 対北消息筋が2日、「夫人は駐シンガポール韓国大使館を経て先月初めに入国し、現在はほかの脱北者と同様、合同審問手順を踏んでいると聞いている」と伝えた。夫人は夫が在外公館長会議に出席するため1月に平壌に戻った時期に、駐シンガポール韓国大使館に保護を求めたとされる。

 この北朝鮮貿易代表部は、2001年の金正日(キム・ジョンイル)総書記訪中時の協議により設置された。主に上海の北朝鮮企業に対するビザ発給業務などを行っているようだ。

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