北朝鮮がロケット発射すれば安保理で対応、魏本部長

【永宗島1日聯合ニュース】6カ国協議で韓国首席代表を務める魏聖洛（ウィ・ソンラク）朝鮮半島平和交渉本部長は1日、北朝鮮がロケットを発射すれば国連安全保障理事会の対応があるはずだと明らかにした。同日、訪米を終え仁川空港に到着した魏本部長は、北朝鮮ロケット発射と関連した事前・事後対応策について有意義な協議を行ったとしながらこのように述べた。
　魏本部長は続けて、北朝鮮のロケット発射は国際社会が自制を求めてきた事案で、発射すれば国際社会の対応が不可欠だと強調した。韓国が問題視しているのは北朝鮮ロケットの長距離発射能力、すなわち大量破壊兵器（WMD）と長距離運搬能力で、「搭載したものが何であろうが、これを開発し誇示するのは韓国安保上、問題になるもので国際社会と地域の平和・安定を妨げる要素」だと指摘した。

　ワシントンで行った米国、日本との会合では、安保理対応以外の追加制裁に関する議論はなく、対北朝鮮特使の派遣問題についても特に話し合いはなかったという。