【ソウル1日聯合ニュース】空軍は1日、KF-16戦闘機墜落事故の原因と関連し、戦闘機が墜落直前に操縦不能に陥ったとする操縦士の陳述を確保したと明らかにした。KF-16戦闘機は先月31日午後12時20分ごろ、飛行訓練中に忠清南道・泰安半島近くの黄海に墜落した。操縦士2人は墜落直前に脱出、空軍の探索ヘリコプターと近くにいた船舶に無事救助された。
 空軍情報作戦参謀副長のユン・ウ少将は国会国防委員会で、「戦闘機が墜落直前に航空力学的な限界状況を経験し、回復に向けた訓練である最大性能を起動した際、操縦不能状態に陥った」と説明した。操縦士は、何度も回復操作を試みたが正常に戻せず、最低安全高度で非常脱出したと話しているという。

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