【ソウル1日聯合ニュース】サムスンSDSは1日、インドの首都デリーに海外法人を設立したと明らかにした。北米、中国、欧州、南米、東南アジア法人に次ぐ6番目の海外法人となる。
 昨年は海外市場で過去最高となる約2億4000万ドルの売上高を記録したが、今回のインド法人設立を通じ、世界市場攻略をさらに強化する構えだ。また、同社の海外法人としては初めてエンジニアリングアウトソーシング(EO)を進めるほか、ソフトウエアテスティングアウトソーシングをはじめ今後はスマートフォンを活用してモバイルオフィスを具現するモバイルデスクとマネージドプリントサービス(MPS)まで事業化する計画だ。

 インド法人設立に先立ち、サムスンSDSは昨年、仏タレスや日本信号などの海外企業を退け、2000万ドル規模のデリー地下鉄自動出改札(AFC)システムを受注している。

 金仁(キム・イン)社長は「持続的に海外営業網を拡充することで、国際競争力をさらに高めていく」と述べた。

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