2007年に試運転された際の水陸両用バス=(聯合ニュース)
2007年に試運転された際の水陸両用バス=(聯合ニュース)
【釜山30日聯合ニュース】釜山・広安里海水浴場周辺での運行を目標に推進されていた水陸両用観光バス事業が白紙化された。釜山市水営区が30日に明らかにしたところによると、事業者に選ばれた企業が資金難などを理由に事業を継続できないとし、観光事業(観光遊覧船業)計画承認を返納する内容の文書を提出した。
 同社は事業返納の理由について、昨年4月に水営区から観光事業計画の承認を受け、許認可手続きを終えた後に営業を行う計画だったが、車両製作会社が資金難に陥り、事業承認期限の来月23日までに承認事項を履行できなくなったと説明した。当初は、陸上と海上で走行可能な水陸両用観光バス(30~40人乗り)を海雲台ヨット競技場、広安里海水浴場、広安大橋、南川港などの区間で運行する計画だった。

 水営区関係者は、バス運行に向け各種の行政的支援を行ってきたが残念だとし、釜山市と協議し、最終的に事業取り消しの是非を決める予定だと述べた。


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