【ソウル30日聯合ニュース】ソウル中心部の景福宮から漢江までの約7キロメートル区間が、国のアイデンティティーと国民の自負心を表す「国のシンボルストリート」に造成される。大統領直属機関の国家建築政策委員会は30日に初会議を開き、こうした内容を骨子とすることしの主要業務推進案を確定した。
 これに基づき、政府は景福宮~漢江区間を「韓国を代表する誇らしく素敵な代表ストリート」に造成する。現代史博物館など歴史・文化施設を設立するほか、既存の施設同士の連携を強化する計画だ。

 政府は昨年8月に建国60周年記念事業推進委員会を通じ、光化門~崇礼門(南大門)区間を国を象徴する空間に造成すると発表したが、今回の推進案はこの区間が拡張された形だ。光化門エリア(景福宮~清渓川)を国家歴史文化の中枢空間、市庁エリア(清渓川~崇礼門)を首都都市文化の中心空間、ソウル駅エリア(崇礼門~ソウル駅)を国家首都の関門・交流空間、竜山エリア(ソウル~ノドゥル島)を未来新成長エンジン空間にそれぞれ造成する計画だ。

 政府はあわせて、低エネルギー住居環境を整え、さまざまな住居需要に応えるため、地方自治体の住居福祉サービスを強化し国民の住宅に最高のデザインを導入するといった「ニューハウジング運動」を推進することを決めた。

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