【ソウル29日聯合ニュース】ハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)前議員が28日、約10か月ぶりに米国から帰国した。李前議員は昨年の総選挙で落選、5月に米国に渡りジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)で客員教授を務める一方、北東アジア情勢に関する研究を行っていた。
 李明博(イ・ミョンバク)大統領の主要側近である李前議員が本格的に政治活動を再開する場合、与党側の力学構図に少なからず変化がもたらされると予想される。

 側近議員が明らかにしたところによると、李前議員は米サンフランシスコをたち27日に東京で1泊した後、28日午後10時20分ごろ金浦空港に到着した。大げさな帰国行事などを避けるため、ごく一部にしか日程やルートを知らせず、空港には議員時代の随行秘書だけが迎えに出たという。ソウル市内の自宅に戻るのは、慶尚北道英陽郡で両親の墓参りを終えてからの予定。
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