出国する魏本部長=27日、仁川(聯合ニュース)
出国する魏本部長=27日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】6カ国協議の韓国首席代表を務める魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長が27日に訪米し、北朝鮮の長距離ロケット発射の動きに関する対策を協議する。
 魏本部長は出国前、聯合ニュースの電話取材に対し「北朝鮮が長距離ロケット発射を次第に可視化しつつあるため、韓米間の協議が必要だ。北朝鮮のロケットや北朝鮮核問題を扱う6カ国協議と関連し、来月2日に予定された韓米首脳会談の準備に向けた協議の意味合いもある」と述べた。

 これに向け、魏本部長は27日に米国の北朝鮮問題担当のボスワース特別代表、ソン・キム6カ国協議担当特使と会合した後も米国に残り、30~31日に国務省と米国家安全保障会議(NSC)で朝鮮半島と非核化を担当する官吏らに会う予定だ。

 訪米中には韓米日の6カ国協議首席代表による会合も行われるが、魏本部長はこれについて「偶然近い時期に日本の首席代表も(ワシントンを)訪れるために夕食を交えて会合することになった」と述べ、訪米の主要目的は韓米会合にあることをほのめかした。魏本部長は来月1~2日に帰国予定。

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