【ソウル27日聯合ニュース】韓昇洙(ハン・スンス)首相は27日、国家政策調整会議を主宰した席で「前代未聞の経済危機を克服するには民間投資の活性化が必要」との考えを示し、発想の転換を通じ可能な限りのあらゆる方法を進める必要があると述べた。経済危機克服に向けては財政支出も重要だが、景気低迷による総需要不足が問題だと指摘した。
 また、24日の閣議で確定した28兆9000億ウォン(約2兆1650億円)規模の追加補正予算についても触れ、追加補正予算編成効果の極大化に向け万全を期すよう、各官庁に注文した。李明博(イ・ミョンバク)大統領も指摘したように社会福祉予算の漏れや重複支出の防止に努め、福祉支出システムの強化に向け有能な優秀人材を輩出し、積極的に活用すべきだと述べた。

 また、長官と次官らは追加補正予算案の円滑な国会通過に向け、与党と緊密な協力関係を維持すると同時に、対国会活動に最善を尽くしてほしいと呼びかけた。


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