【ジュネーブ26日聯合ニュース】各国の経済発展および競争力に対する情報通信技術(ICT)の影響を評価する指標のネットワーク化準備度指数(NRI)で、韓国は惜しくもトップ10入りを逃した。
 世界経済フォーラム(WEF)が26日に発表した世界ITレポートによると、2008年度統計を基準にした、ことしの韓国のNRI順位は134カ国・地域で11位だった。前年のレポートでは127カ国・地域中9位。NRIは、WEFが欧州経営大学院のインシアードと共同で、個人と政府、企業のICT発展度と競争力を国別に評価した推定値だ。

 NRI順位をみると、デンマークとスウェーデンが昨年に続きことしも1位と2位をキープし、米国とシンガポールがそれぞれ1ランクずつ順位を上げ3位と4位となった。スイスは2ランク下がり5位だった。

 統計基準年度でみると、韓国は2002年の20位(調査対象75カ国・地域)から、2003年14位(82カ国・地域)、2004年24位(104カ国・地域)、2005年14位(115カ国・地域)、2006年19位(122カ国・地域)、2007年9位、2008年11位と、順位は上下を繰り返してる。

 3大評価部門別の韓国の順位は、情報通信市場・規制・インフラ環境が17位、情報通信利用準備度が7位、実際活用現況が10位と、環境部門に対する評価が相対的に低調だった。

 レポートは、ICT分野で最も模範を示した国に、韓国とエジプト、ブラジルを挙げている。

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