【ソウル26日聯合ニュース】6カ国協議で韓国首席代表を務める魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長が27日に米国を訪問し、北朝鮮問題担当のボスワース特別代表や国務省のソン・キム6カ国協議担当特使らと会い、北朝鮮のロケット問題について対策協議を行う。外交当局者が26日に明らかにした。北朝鮮のロケット発射を防ぐ努力は続けるものの、発射の可能性が高まっているため、協議では発射時の対処に重きが置かれるだろうと話した。
 魏本部長はまた、米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)で朝鮮半島と大量破壊兵器の拡散防止を担当する関係者とも会い、北朝鮮ロケット発射時の対応策と6カ国協議の推進方向について意見を交わすと伝えられた。

 今回の訪米中には、来月2日にロンドンで開催の韓米首脳会談で取り上げられる北朝鮮ロケット・核問題の関連事項について事前協議も行う見通しだ。特に27日(現地時間)には、魏本部長と6カ国協議日本首席代表の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長が出席する、韓日米3カ国会合が夕食会形式で行われる予定だ。米国からはボスワース特別代表かソン・キム特使が出席するとみられる。

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