第2ロッテワールドのイメージ図=25日、ソウル(聯合ニュース)
第2ロッテワールドのイメージ図=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】大規模テーマパーク「第2ロッテワールド」建設について、政府は25日、権泰信(クォン・テシン)国務総理室長が主宰した行政協議調整委員会実務委員会で、建設を認める方針を再び明らかにした。
 政府は1月7日に開催された実務委で、第2ロッテワールドを建設した場合の軍用機飛行安全問題に関し、ソウル空港(京畿道城南市)の東側滑走路の方向を3度変更する案を出すことで建設を事実上認める方針を固めていたが、この日の実務委ではソウル空港の飛行安全に問題がないという検証調査の結果が確認された。これにより、早ければ今月中に開催される官民合同の行政協議調整委本会議で特に異論がなければ、新築許可が最終承認される見通しだ。

 国務総理室側は、検証調査を行った韓国航空運航学会から全般的に飛行安全に大きな問題はないという結論が報告されたと明らかにした。また、この調査結果をめぐり専門家が討論したところ、安全性を補完するための措置が取られれば大きな問題はないだろうという意見が示されたという。

 空軍本部も、滑走路の角度変更と装備補完策についてロッテ物産と協議した結果、ほぼ合意に達したという内容を報告した。双方は最終合意書を締結し行政協議調整委本会議に報告する予定だ。


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