【ソウル24日聯合ニュース】北朝鮮は24日、北朝鮮のロケット発射に対し国連安全保障理事会が制裁措置を取る場合には6カ国協議に参加しないことを示唆した。
 北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えたところによると、北朝鮮外務省は報道官談話で「6カ国協議参加国の日本や米国が、わが国に対してのみ差別的に宇宙の平和的利用権利を否定し自主権を侵害しようとするのは、朝鮮半島非核化に向けた(6カ国協議)共同声明の『相互尊重と平等の精神』に全面的に背く」と述べた。さらに、こうした敵対行為が国連安保理の名で敢行されれば、それはすなわち安保理自体が共同声明を否定することになると主張した。

 談話は、共同声明が破棄されれば6カ国協議は存在する基礎も意義もなくなり、協議破たんの責任は日本はじめ共同声明の精神を拒否した国が全面的に負うことになると述べた。敵対関係の清算なくしては核兵器を手放せないという立場を示しながら、「対話で敵対関係を解消できなければ、敵対行為を抑制するための力をより一層押し固めていく道しかない」と警告した。

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