【ソウル23日聯合ニュース】世界的な景気低迷で国内大企業の財務構造が悪化の一途をたどっている。1年間で10大グループの純借入金は倍に膨らみ、利子費用まで急増する経営環境となっており、専門家らは強度のある構造調整でコストを削減し収益性を高める正攻法こそが長期的な生存を可能にするとアドバイスしている。
 財界とビジネス情報ウェブサイトの財閥ドットコムが23日に明らかにしたところによると、資産総額ベース10大グループ系の非金融上場企業の財務状態を調査した結果、昨年末現在、純借入金総額は39兆3553億ウォン(約2682億円)で、前年同期の19兆918億ウォンに比べ106.1%、20兆2635億ウォン急増した。純借入金は、長期・短期借入金、社債、流動性長期負債などを合わせた総借入金から現金性資産を除外した金額。企業の純粋な借金と言える。

 純借入金が最も増加したグループはSKで、1年間で6兆ウォン以上が増えた。2007年末には11兆1996億ウォンだったのが、昨年末は17兆3436億ウォンを記録した。次いで、航空産業の極度の不振に苦しむ韓進(6兆7555億ウォン)、錦湖アシアナ(6兆7506億ウォン)と続いた。

 現代自動車は、一貫製鉄所を建設中の現代製鉄と海外生産力を攻撃的に増やした起亜自動車の純借入金が大きく増え、3兆2746億ウォンから5兆8792億ウォンに、79.5%急増した。

 純借入金増加率が最も高いグループはGS(非上場のGSカルテックス含む)で、3434億ウォンから3兆1658億ウォンと、821.9%増加した。これは、主力のGSカルテックスが昨年、国際原油価格の急騰と急激なウォン安で原油導入に必要な資金が大きく増えた上、大規模設備投資を断行したため。

 一方、サムスンと現代重工業は、現金性資産が総借入金よりそれぞれ8兆638億ウォンと5491億ウォン多かった。LGも、1年間で純借入金を1兆6000億ウォン以上減らす堅固な財務構造を示した。

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