「世界水の日」記念式、李大統領が政府の水事業紹介

【ソウル20日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は20日、ソウル・COEXで開かれた「世界水の日」（3月22日）記念式にメッセージを寄せ、今や水の生産を増やして消費を減らし、水を通じグリーン成長をリードする「新たな水の時代」を開くときだと述べた。
　李大統領は、政府は地域の特性に合わせた食水源を開発し、中小規模のダムや貯水池などを大きく増やすほか、雨水の活用など水のリサイクル事業を拡大、これをグリーン成長をけん引する「第3の水産業」に育てる考えを示した。地域別に等しく水を行き渡らせ、古い水道管の改良に投資を増やすとともに、供給システムの効率化にも努めると紹介した。

　また、「新たな水の時代を開く中心に4大河川整備事業がある」とし、洪水の防止や産業化で発生する汚染源の除去などを目的としたこの事業を、必ずやり遂げねばならないと強調した。