【ワシントン19日聯合ニュース】米国籍の女性記者2人が北朝鮮に拘束された事件で、米政府は事件発生経緯の把握に努めると同時に、北朝鮮側に遺憾の意を伝えたとされる。
 米国務省のウッド報道官代行は19日の定例会見で、米国人記者2人の拘束事実を把握していると述べた上で、あらゆる事実関係の確認に努めていると明らかにした。ただ、「報道を見た以外に実際の情報は何も持っていない」とし、記者の拘束経緯や所在把握など具体的な言及は避けた。

 国務省は北朝鮮に対し、米朝のニューヨークチャンネルと駐北朝鮮スウェーデン大使館を通じ事件に関して遺憾の意を伝えたほか、中国政府とも解決策を模索するため協力していると、米CNNテレビ゙などが報じている。

 米国は北朝鮮と正式な外交関係を結んでいないため、スウェーデンの公館を介し米国の立場を北朝鮮に伝えている。
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