昨年6月のソウルでの試合=(聯合ニュース)
昨年6月のソウルでの試合=(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】南北関係が冷え込むなかでも、2010年サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選の南北対決は予定通りソウルで行われる見通しだ。大韓サッカー協会は19日、北朝鮮がこのほど、来月1日にソウル・ワールドカップ競技場で開かれる韓国との試合に出場する意向を非公式のルートで伝えてきたと明らかにした。北朝鮮代表は今月29日か30日に北京経由で仁川空港に到着する予定だ。
 国際サッカー連盟(FIFA)が主管する国際Aマッチとしてソウルで南北戦が行われるのは、昨年6月22日のW杯アジア3次予選最終戦に次いで2回目となる。北朝鮮はこの時、ソウルを中心に米国産牛肉輸入問題をめぐるキャンドルデモなど大規模集会が起こっており、選手の安全に問題があるとして第三国か済州島での開催を求めたが、結局はソウルでの試合に臨んだ。しかし、平壌で開催予定だったW杯予選の2試合については韓国の愛国歌演奏と太極旗掲揚を問題視し、開催地は中国・上海に移された。

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 現在、韓国は最終予選B組で2勝2敗(勝ち点8)と、北朝鮮(2勝1敗1分・勝ち点7)を抑えグループトップに立っている。状況次第では史上初のW杯本大会南北同時出場の可能性もある。


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