【ソウル16日聯合ニュース】知識経済部の李東根(イ・ドングン)貿易投資室長は16日に記者らに対し、原油価格の下落に伴い原油輸入価格が大幅に下がり、今月は月間ベースで過去最高となる40億ドルの貿易黒字を記録するとの見通しを示した。輸出は前年同月比22%、輸入は33%、それぞれ減少すると見込んだ。今月の経常収支も50億ドル以上の黒字を予想した。また、貿易収支は黒字基調を維持し、ことしは約200ドルの黒字が見込まれるとした。
 李室長は、原油輸出入価格の増加率はマイナスだが、件数は伸びを示しており、これは景気が回復に向かっている肯定的なシグナルとして受け止めることができると述べた。

 ことしの輸出増加率については、第3四半期に0%、第4四半期に約5%で、通年では昨年とほぼ同水準になると予想した。昨年下半期から輸出が急減した影響も作用していると説明した。

外国人直接投資と関連しては、年初から2月まで前年同期比70%減少したが、今月下旬に10億ドル規模の投資が期待されると述べた。これを考慮すると、減少率は約40%に鈍化するとの見通しを示した。

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