【ハノイ13日聯合ニュース】環境部の李万儀(イ・マンウィ)長官は13日、ベトナム・ハノイでファム・コイ・グエン天然資源・環境相と第7回韓国・ベトナム環境相会談を開催した。
 李長官は会談終了後、聯合ニュースの記者に対し「ベトナムは最近の世界的な金融危機にもかかわらず先進国の投資が拡大を続けている成長潜在力の高い国で、環境改善への関心と投資が急増している」とし、これまで構築された韓国の環境産業と技術のベトナム進出がさらに拡大されるものと期待を示した。

 韓国政府と民間企業は2000年からベトナムと環境分野での協力を拡大しており、韓国・べトナム環境訓練センター建設支援、ベトナム環境保全長期総合計画の策定などの協力事業が滞りなく進められている。特に、韓国の公共開発支援プログラムの対外経済協力基金借款事業だけで、昨年2億6000万ドル相当(7件)の環境協事業が推進された。

 両国は会談で、世界各国が先を争って進めている気候変動への対応と関連し、廃棄物のエネルギー化や河川の水質改善事業など、グリーン成長に向けた産業育成分野での協力にも合意した。

李長官は今回の会談について、「環境分野に対するベトナム政府の関心と投資拡大の意向を再確認できた。これを通じ、韓国の環境産業のベトナム進出を促進できるようになった」と評価した。
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